危険な関係のブルース



昨日の空手で連続組手をした。小学生、中学生は受けるだけなので楽だが、若手、三十代と自由組手が続き、ヘロヘロになった頃、久々に館長と戦う。

館長は受けてくれたのだが、たまに貰う蹴りを腕で受ける度に身体が軋み、息が詰まる。道着の袖の部分が上腕に食い込み、内出血の後が面白いように残っている。今日は首が軽いむち打ちの感じだ。でも楽しい。いつまで出来るだろう。

家に帰って遅い夕食を食べていると、これまた部活で帰りが遅い高校生の長女が寄ってきて足が筋肉痛で大変だから足を揉めと言ってきた。腕の内出血を見せても「痛そうね」と言うだけでうつ伏せに寝て催促する。

その後晩酌していると、数学の課題三十問に付き合わされる。明日が提出日らしい。この娘に計画性という概念は全く無い。やっぱり俺似か。

部分集合とか、ドモルガンの定理とか、思い出すのに時間がかかる。そして、一問解く度に「黒霧島」に手が伸びる。おかげで飲み過ぎてしまい、今朝は会社を休もうかと思ったほどだ。月初なので頑張って出社。

数学の問題を解きながらCDをとっかえひっかえ掛けていたのだが、ポップスだと思考の邪魔をする感じだ。ジャズもあまり編成が多いとこれも邪魔になる。バラード系のメロディアスなのが思考の展開を促してくれる。

昨日聴いていたのは名盤、「危険な関係のブルース」。

大学生の頃、LPが擦り切れるほど聴いた覚えがある。今でもシナリオがあるかのようなアドリブは一つ一つの音まで頭の中に再現できるほど。

そういえば当時、原題は「No Probrem」なのになんで危険な関係なんだろうと疑問だったなあ。

今もって解らないが(笑)。