Owltech Mobile Rack PRO 27A
自作のメインマシンは今、Plamo Linux 3.2 が動いているのだが、アプリケーションの都合で急に WindowsXP が必要になり、メインマシンにインストールする事にした。妻子が使っている居間のPCでは WindowsXP が動いているが、私が占有してしまうのは、ちょっと皆に気の毒だったのだ。
今までは Vmware で Windows98 を動かしてしのいでいたが、エミュレーションは遅く重い。今回使いたいアプリケーションだとちょっと話にならない感じだ。 WindowsXP になって安定度も NTFS の信頼性も上がっているはずなので、そのあたりも少し試してみたい。
どうやってインストールしようか考えてみた。
- もう一台PCを作って、モニタ、キーボード切替器を使う
- Lilo などのブートセレクターでデュアルブート
- USB外付けディスクからWindowsXPをブート
- 増設したHDをマスターにし、WindowsXP を入れ、 Linux は fstab書き換えて HD をスレーブ側に、 Linux を立ち上げるときは FD ブート
最初の案は予算的に却下。後の二つの案も何か危険が漂う。なにしろWindowsXPはインストール時、 Linuxの存在を消す方向に動くからだ。まっさらな状態から二つのOSを構築するのなら失敗も問題ないのだが、今動いている Linux を失うことはなんとしても避けたいのだ。最後の案は出来そうだが、なんとなく気に入らない(笑)。
そんなとき職場の後輩が、 HDのモバイルラックを使えばいいのでは?と助言してくれた。まさにこんな場合にピッタリ。5インチベイを使い、パッケージに装填した3.5インチハードディスクをそこに抜き差しできるのだ。 HDの入れ換えもスムーズに行える。さっそく仕事の帰りに半田のOAシステムプラザに寄る。 HDを装填するカートリッジが二つと、それを挿入する5インチベイにセットするものの三品セットで 3,500円程で売っていた。WindowsXPインストール用の160GHDも一緒に買う。こちらは一万円。この投資でシステムが増やせるのはお得な感じだ。
これなら今のLinuxもそのままfstab書き換えずに行けるし、なによりHDが両方ともプライマリマスターのままでオッケーだ。 5インチベイがもう一つ余っているので、もう一セット買ってきてデータ領域の入れ換えに使おうかな。他のOSも動かしやすくなった。