やる気が出ない仕事



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ここ最近急に暖かくなってきた。

朝の出勤時はもちろんオープンだ。日差しも強く顔が焼けるようだ。オープンで走ると、のんびり行こうかという気分になるから不思議だ。工事の渋滞も、信号に引っかかっても気にならない。エンジン音を楽しみ、タイヤの摩耗音を聴き、心地よい音楽を掛け、安らかな一時を過ごすことが出来る。なので職場の駐車場についたときはとても悲しい。いやいやトップを閉め、しぶしぶリアフィルムのファスナーを閉じる。そしてトボトボと職場に向かう。

適当に仕事をして一日が終わり、職場を後にし駐車場に向かうと気分はまた軽やかになる。MGに乗り込み、クラッチを切り、イグニッションキーを回す瞬間は、少し緊張気味ではあるが、図太い始動音がその緊張を四散させる。今時の車、セルモーターが「キュルキュル」と鳴き、エンジンが掛ったかどうか分からないような車だとこうはいかない。ヒーターは掛けている物の、窓は全開で車を家まで走らせる。