ウイルスは宿主を殺さない

昨日からやけにバイナリメールが多いと思ったら、新手のウイルスメールがはやり始めたらしい。「ＭＳブラスト」は下火になりつつあるようだが、「ソービッグ」というメールで広がるウィルスだ。メールの容量がでかいので、メールボックスがあふれる心配がある。私にとっては、「ＭＳブラスト」より実害があるようだ。しかたがないので、fetchmail を daemon 化しておく。これで出先からメール見れないなあ・・・

以下 www.nikkei.co.jp/ より

ソービッグは電子メールを通じて感染する。感染したパソコンは、パソコン内に記憶してあるメールアドレスを利用して、ウイルスのコピーを添付したメールを自動的に大量送付してしまう。自動送付されるメールには、「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ！」「Ｙｏｕｒ　Ｄｅ ｔａｉｌｓ」「Ｒｅ：　Ａｐｐｒｏｖｅｄ」など、迷惑（スパム）メールによく使われる題名が付けられる。

私に毎日三十通以上来るということは、私のメルアドがアドレスブックに登録してある ＭＳアウトルックユーザーが感染しているのだろう。こんな感じのヘッダーです。皆さん着てませんか？

From: alex@pro.ro
To: 
Subject: Re: Re: My details
Date: Thu, 21 Aug 2003 4:46:50 --0700

From: kiss_mekindly@yahoo.co.in
To: 
Subject: Re: Re: My details
Date: Thu, 21 Aug 2003 5:33:33 --0700

From: james.davidson@eng.sun.com
To: 
Subject: Thank you!
Date: Thu, 21 Aug 2003 6:27:48 --0700

From: scoumar@rediffmail.com
To: 
Subject: Your details
Date: Thu, 21 Aug 2003 7:24:09 --0700

From: shezadkof@hotmail.com
To: 
Subject: Your details
Date: Thu, 21 Aug 2003 8:21:55 --0700

From: chetrao@hotmail.com
To: 
Subject: Re: Re: My details
Date: Thu, 21 Aug 2003 10:57:44 --0700
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コンピューターウィルス被害者は、ほぼＭＳユーザーに限られている為、今まで幸いにも実害にあったことはない。しかし、そろそろ Linux などでも悪さをするウィルスが現れそうな気配だ。どうやって書くのだろう、バッファーオーバーランを引き起こして、管理者権限をかすめ取り、ポートを直に叩いて・・・・うーん、考えるのも書くのもやめておこう。

しかし、最近ネットが重い。このまま終局に向かうのでは？と心配になるほどだ。原因ははっきりしているのだが（笑）。ウイルスよ、「感染したらパケット撃ちまくったり、メール出しまくったりせずに素直にシャットダウンしろよ」と思ってしまう。なるほど、ウイルスは宿主を殺さないというわけか。