渋滞最後尾

高速道路で渋滞の最後尾に大型車両が突っ込み、突っ込まれた車が炎上するという、悲惨な事故が続出している。

原因はまだ調査中であったり、疲労を原因とする事故が多いが、私的な考えでは、突っ込んだドライバーが携帯を通話ではなく、画面を見ながら操作中だったことが原因であることを疑って欲しい。

通勤途中、対向車の大型車のドライバーを必ず見る癖があるのだが、最近は、いかにも「職業大型運転手」という職人風情を感じさせるような人はほとんど見かけなくなってきた。

そのかわり見かけるのは、茶髪で目付きが悪い運転手。視力も悪そうだ。携帯電話で通話しながらというのは当たり前、明らかに携帯の画面に目をやって、メール打ちをしているドライバーをよく見かけるようになったきた。ハンドルに新聞やコミック雑誌を広げて運転しているのもいる。もちろんルームミラーで見て、後ろがそういうドライバーなら、即座に逃げるようにしている。まだ通話中の方が安心だ。

大型運転手だけでなく、子供の幼稚園送迎のママさんにもちらほら携帯メール運転が目立つようになってきている。そういうママさんに限って、もちろん目つきが悪く、子供は車の助手席で立っている。想像力の欠如というのは恐ろしいことだ。

こういう事故に巻き込まれない為には、危険を事前に察知し、危険から逃げることに尽きると思う。渋滞に近づいた時は、渋滞最後尾にならないようにすることだ。渋滞が確認できたら渋滞のずっと手前でブレーキをかけ、自分の後ろの車列のスピードが落ちるのを確認し、自分以外を渋滞の最後尾にするのだ。

運悪く後続者がいないときは、止まってしまわずに、逃げられる状態で、後続者が来るまでゆっくり待つべきだろう。それでも最後尾に停止してしまった場合は、後続車を注視して、車を逃がすスペースを確保しておくことだ。

「追突されて炎上」を避けるためには出来ることはやっておきたいものだ。