MG復帰

hibinomisaki2002-12-17


MG-F1.8i は、乾燥重量一トンそこそこの車重に 1800cc のエンジンを積み、しかもミッドシップレイアウトしてしまうというバランスのよさで、 体感的にはノーマルでも十分のパワーを持つ。ただ、速さだけなら国産の同サイズの同じような形の車、たとえば MR-S やユーノスより遅いだろう。が、圧倒的に違うのはそのスポーツマインドだ。そして何万キロ乗っても飽きることがない。

スパルタンな内装、雰囲気たっぷりのエンジンの始動感、図太くも上品な排気音、アクセルペダルを踏み込んだときの挙動、オンザレール感覚のハンドリング、そしてオープンエアの快感・・・・

今朝、MGが修理工場から戻ってきた。もう 92,000Km も走っているので、足回りの部品にガタが来ていたのだ。リアハブベアリングの交換、ブレーキパットの交換、フロントアライメントと車高調整など。ボーナス後でよかった。さあ、あと倍は走ってもらわなくては。

シートに乗り込み、エンジンをかけた瞬間、微笑んでしまうのはなぜだろう。前の大型車が交差点で左折して、視界がさっと開けた道路でアクセルペダルを踏み込んだ時、声が出そうになってしまうのはなぜだろう。もう少しゆっくり考えてみたい。