晩秋の京都

知らない土地へ行って、見たこともない景色を見て、空気を感じて歩き、立ち止まる。気の置けない家族や仲間と感想を言い合って、相手を笑わし、相手から笑わされる。あるいは独りで思いをめぐらす。土地の人々と触れ合い、旅行者同士の出会いもある。貧乏旅行でも、予算たっぷりの旅行でも、それぞれの旅の面白さは自分で見つけ出すことが出来る。そして、その浮き浮き感は、きっと子供に還ると言うことなのだろう。見る物すべてが新鮮だ。

とにかく旅が好きだ。嫁さんも子供たちも旅が大好きだ。それはもうはっきりしている。

11月30日と12月1日の土日に、家族で京都に行ってきた。今回のテーマはとにかく歩くこと。歩いて、歩いてとにかくいろんな事を感じ、家族と会話を交わす。そういう事への欲求が溜まっていたのか、旅行から帰ってきた今、とても気分が軽くなっている。きっといい体験が出来たのだろう。その体験談を書いてみたいと思う。