about Docomo

今日の www.nikkei.co.jp/ を見て驚いた。みんながせっせと携帯で通話したり、 i-mode のパケット料を払ったり、迷惑メールを受信して払ったお金がどこに使われたか理解できた。

ドコモ、海外投資損失5000億円

ドコモは1999年末以降、欧米やアジアの携帯電話5社に対し、総額1兆9000億円を投資してきた。だが、前期に4社の損失処理で9474億円の特別損失(単独ベース)を計上。今中間期に計上を見込む評価損を加えると、出資額のほぼ4分の3を3年弱で失った計算だ。立川敬二社長らの経営責任を問う声が強まる可能性がある。

それにしても桁違いというのはこう言うことなんだろう。三年で一兆五千億円とは。毎日百万円遣っても四千年かかる金額だ。国民一人当たり一万円以上、恐ろしい金額。というか金額が想像できない。三年間で一日あたりの損失額はなんと十五億・・・・

三年前は1ドル100円前後だったはずだ。海外投資はドル建てなので、為替差益は出ているはずなのにこれだけの損失だとすると、実際の運用の酷さが際だってくる。それとも、この円流出が円安の一因?

私も、少額ながらナスダックに投資している。サンやシスコ、クオルコム、アマゾンなどの株を持っている。同時テロ後の株価低迷で確かに評価損は出ているが、ここまでひどくはない。

CDMA のライセンス料はクオルコムに払わなければならないのに、なぜかクオルコム方式の CDMA2000 を嫌い、方式を変えて W-CDMA をいう独自方法をわざわざ立ち上げ、世界シェアを奪おうと企業買収に走った結果である。

超優良企業、NTTグループの稼ぎ頭といわれた企業がこれである。このニュースを見て、ドコモユーザーは何を思うのだろう。