楽しみな映画化〜ダーク・ピットシリーズ

この十年以上、新刊が出るたび、すぐに読んでいる小説のシリーズがある。そして、その週末はなるべく一人の時間を多くして、昼も夜もその世界にどっぷりと浸ることになる。

ダーク・ピットが主人公のそのシリーズは、海洋冒険小説とジャンル分けされ、ハードバックの新刊ではなく、新潮文庫から、直接文庫で刊行される本だ。

ただ、新潮文庫は明らかにマーケッティングを誤っている。文庫本はやはり安っぽく、指令調の邦題は内容の深さを伝えていない。そして、表紙のイラストのデザインが多少子供向けなのだ。原題のまま、原書の雰囲気を残したハードバックがあれば、欲しいファンは多いと思う。文庫本でも相当高い料金を払うのであれば、是非ハードバックで本棚に並べたいシリーズだ。さらに原書のハードバックには、登場する船やクラッシックカーの写真やカラーイラストが豊富に載せてある。やはり羨ましい。原書で読めればいいのであるが・・・

今までに、