衣浦の花火

hibinomisaki2002-07-21


昨夜は衣浦の花火に出かけた。海底トンネル入り口をさらに左奥に進み、一番先端の堤防で写真を撮りながら見る。あの花火は碧南側から見る方が近くてよさそう。でも、確か半田市の行事だったような......

水面に映る花火は幻想的だ。

八時半頃のスターマインの最後を締めくくる、シダレヤナギの一尺玉が打ち上げられた。しかし、発射台に角度がついていたようで、微妙に半田方向に飛んできて我々のほぼ真上近くで爆発した。夜空を埋め尽くす単色の花火、ゆっくり落ちてくる数十個の火の玉。沸き上がる喚声と悲鳴の中、火の玉が数個、付近の海面に落ちてきた。子供達の心に十二分に届いた一発だった。私の心にも。

そして九時前の最後の大スターマインは、発射台が左右二ヶ所で、互いにシンクロさせ打ち上げている。ステレオ効果的な視覚効果を楽しむことができた。

スターマインの花火の音のリズムが、今年から明らかに違う。リフレインにテーマがあり、音程も考えてあるようだ。タイミングを電子制御して、意図的にリズミックにしているのだろう。ちょっと驚く。

しかし、今年も車で埠頭を脱出するのに一時間以上かかる。来年は良い手を考えねば。十一時過ぎまでそこでバーべキューなどをしてのんびり遊んでしまうのが一番いいのだろう。