祭り(W杯)の後

昨夜、あまりの湿気に今年初めてエアコンを掛けたら、一発で風邪をひいてしまい、喉が痛い。ここ一週間程、洗濯物が乾かないほどの湿気、ちょっといやになる。今朝は、伊勢湾を行き交う船の霧笛で起きた。外に出ると、あたりは霧に包まれていた。まるで浴室に居るようだ。

太陽光発電も稼働し始めてからまだ晴れの日が無い。早くシステムの発電能力を知りたいのだが。

ワールドカップが終わり、静かになってしまった。

ベルギー戦とロシア戦の興奮は今でも忘れない。やはり、自分をそこまで興奮させてくれるのは日本代表だけだ。ベッカム様でも、4R でもない。さらに成熟した代表がまた興奮をもたらせてくれるのをのんびりと待つことにしよう。

ワールドカップ、韓国の躍進が報じられているが、本当に手放しで喜んでいいのだろうか。アメリカ戦で見せたゴール後のショートトラックを模したパフォーマンスに始まり、他チーム同士での対戦中の自国への声援、ドイツ戦での「ヒトラーの息子は帰れ」と書かれた垂れ幕、ヒディンクへの行き過ぎた盲信......熱が醒めると負の面が見えてくる。

ワールドカップを真剣に見るようになってはや二十年、六大会目。深夜に息を潜めて見た、ロッシの活躍で沸いたスペイン大会に始まり、マラドーナのメキシコ大会、バブル最盛期のイタリア大会、ドーハの悲劇と灼熱のPK合戦となったアメリカ大会、日本が予選で苦しみながらも初出場を果たしたフランス大会、そしてホームで戦った今大会。それぞれ、一緒にテレビで応援した人を思い返すと、非常に感慨深い。あっという間の二十年。

次のドイツは、日本はどんなチームで挑戦するのだろう、そして、私は一体何を考えながら誰と見ていることだろう......