日韓両国おめでとう!

昨日は、早く会社を上がるために、朝5時に家を出た。当然駐車場は一番乗り。2時半に仕事を切り上げ、ジャストキックオフに家に着いた。一人で見ていたせいか、ロシア戦のように興奮はしなかったが、じっくり落ち着いて喜びを噛みしめながら観戦させていただいた。中田のダイビングヘッドには思わず涙があふれてしまった。

予選リーグ突破など、本当にうまく行かないと難しいだろうと思っていたのだが、こんなに静かにあっさりと決めるなんて驚きである。トルシエコーチのチームとしての成熟という意味がなんとなく分かってきた。

それは選手のインタビューに如実に表れている。選手誰もが、簡潔かつ明解な自分の意思を伝えるコメントを、堂々と発している。間違っても「ファンの皆さんのおかげで打つことが出来ました〜」などという意味のない感情的な台詞は言わない。

鈴木選手は、六月五日に誕生日についてコメントを求められ、「祝ってもらうのは一年振りなので、嬉しいです」と真顔で答えていたそうだ。うーん、素晴らしい。

嬉しいことに、韓国も無傷で予選リーグ突破である。本当に嬉しい。これがどちらかがダメだったら、どんな風になっていただろう。決勝リーグも難しいだろうが少しでも勝残ってもらいたいものだ。

トルコ戦の十八日はちょうど、末っ子の「給食試食会」でお休みを取っていた日である。こんどは、急がずに堂々と見ることが出来る。でも、職場の皆は「給食試食会」で休むなんて誰も信じてくれないだろうなあ。

しかし、サポーターが集団で「日本チャチャチャ」をしている光景は、見る度にいやな気持ちになる。なぜ皆あんなことを一緒にする必要があるのだろう。めいめいそれぞれの声援を送ればいいのに...... サポーターも選手たちを見習って欲しい。あるいは韓国のサポーターを。