トルシエ万歳

ここ数日、頭の中でいつもヴァンゲリスの 2002FIFA ワールドカップの公式アンセムが流れている。 CD が欲しくなってきた。

ベルギー戦のトルシエ采配はバッチリ。攻めの姿勢が日本に勝ち点をもたらしたと思う。試合前の選手の鼓舞も、試合後のインタビューも、変な芝刈り機の CF も最高。トルシエウオッチャーを自認する私(いつからだ!)としてもうれしい限り。森岡の打撲がなければ、柳澤に変えて中山を投入するつもりだったらしい。是非見たかったシーンだ。歓声と振動だけで一点入っていたかもしれない。あと二戦もよろしくお願いします。

我が町にもこの春やっと図書館が誕生した。近いので、週末毎に寄らせてもらっているのだが、利用客のマナーに問題が多い。奇声をあげ走り回る未就学児童、それをまったく止めない母親。何度足を引っ掛けてやろうと思ったことか。自分の子供なら外に引きずって行って、蹴り飛ばしているところだ。

サッカーボールを持ち込んでいる小学生もいる。書架を移動するときは、当然ドリブル。これはW杯開催中のみ許される特例だろうか。

そして、マナーモードが付いていない携帯を持つ人たちが多すぎる。特に、母親達がめいめい自慢の着信音を競うように鳴らしている。出入り口までドタドタ走ってから取るのは可愛い方(実際可愛かった)、その場で堂々と話し始める方もいる。

書き出すときりがない。身障者用の駐車場に堂々と車を停める元気そうな親子連れ、後ろから人が来ているのにドアを平気で締める若い娘、群れると途端に元気になる中学生達。

まあ、図書館は本を読む場所ではなく、本を借りに行くところで、おまけでそういう動物園のような環境が楽しめる所だと割り切れば楽になるかな。

しかし、この国、この町はどうやって成熟していくのだろう。トルシエコーチ、成熟させてくれ。