K-1 ミドル級

空手の道場見学に行って来ました。とても友好的な雰囲気で、のんびり練習を拝見できました。やはり歴史のある道場は、礼や作法も練習生に浸透し、カリキュラムもしっかりしていて指導員も多く、勉強になることばかりでした。帰路、車の中で館長と話していて、うちの道場も、もう少し厳しくしていこうと意見が一致しました。

それから、小一の末っ子が昨日から空手の道場デビューしました。さすが、家で兄の空手の型の真似をしたり、マーシャルビートを子供の誰よりやり込んでいるので、とても練習一日目と思えない、形と気合い。見ていて思わず笑みが漏れてしまいました。親馬鹿ですね。館長にも「凄いね」とお褒めの言葉をいただきました。

先日の K-1 ミドル級の試合、久々に見ごたえのあるキック系の TV 番組でした。 K-1 のヘビー級はボクシングの技術があまり感じられず、ただのドツキ合いなので派手な見た目ほど面白くありませんが、今回のミドル級優勝者クラウスのガードの技術と、堅そうなパンチは実践的でクールでした。

決勝で敗れたガオランはこのルールに慣れたら怖いと思います。肘打ち無し、首相撲無しは、ムエタイ王者には厳しいルールです。そして、会場の雰囲気に呑まれていたようで、今一つ体に切れがなかったような気がします。

でも一番の印象は、優勝したクラウスに初戦で僅差の判定負けした、チャップマンのハイキックでした。クラウスはしっかりガードしていましたが、受けた瞬間、頭の中は真っ白だったと思います。日本人2名も健闘でしたし、次回開催が楽しみです。