声フェチ

春です、今日から三月、今日の出勤は今年初のオープン走行でした。花粉を余計に吸い込むことは少し心配な物の、この開放感はもう快感以外の何物でもありません。屋根がない分低重心になるし、ロードノイズとエンジン音と排気音がカーステレオの音色と心地よくリミックスされて、シフトアップしただけで、エアサスとシートに支えられた腰骨が弛緩してしまいます。きっと体調もいいのでしょう。適度なフィットネスで体も軽くなってきて、食欲もあるし、お酒は美味いし.... でも、「好事魔多し」なにか悪いことが起きないように気を付けたいと思います。

今日のカーステレオの音は、Tommy february6 でした。今、売れているようですね。ストック ・ エイトキン ・ ウオーターマンを参考(注、パクリではない)にした感じの音で、懐メロっぽいのが新鮮です。

The Brilliant Green の時は特別歌が上手いわけでなく、リズムもタイトとは言い難く、英語の発音は首をかしげたくなってました。バックサウンドU2 を参考(注、パクリではない)にした上で、ギターの音を生温くしたような印象ですが、それでも聴かされてしまったのは、なにより彼女の声質です。好きなんです。この声。と書いていて、小柳ゆきといい、Move の Yuri といい、古くは カレン・カーペンターといい、私の女性ボーカルの評価基準は声質だと思い当たりました。声フェチなのですね。きっと。

The Brilliant Green で思い出しましたが、ヒット曲「そのスピードで」や「長いため息のように」が流れていた頃、体調もあまりよくなく、「TERRA 2001」の CD をすがるように聴いていた思い出があります。あのドラマは、反町とか江角とか出てました。今、反町といえば、反町サイズではなく、信長ですね。けっこうはまり役だと思います(そう言えば江角は大河ドラマ出ませんね)。今年の大河ドラマは、配役などで、いろいろ書かれているようですが、演出が微妙に好きです。今までの大河ドラマは丁寧に説明して、丁寧にまとめる感じでしたが、この「利家とまつ」はちょっと視聴者に考えさせるような不安定さを残しつつ、次のカットに進み、そのまま円段に流れ込みつつも余韻を残すので、見た後不思議な感覚に捕らわれます。

春なのでとりとめもなく続きます。