まとまりも とりとめも 無い夏休み総括

今年の夏休みは10連休でした。嫁さんが平日仕事でしたので、平日はどこにも行かずに。朝嫁さんを職場まで送った後、午前中は子供たちの宿題の管理と手伝いをして、正午になったら昼御飯を作り、午後は近所の海に出かけて2時間ほど遊んだ後、家に帰って子供たちと早めのお風呂に入って、嫁さんを職場まで迎えに行き、そのあと買い物をして帰るという毎日でした。嫁さんの会社も海水浴場のそばなので、結局、毎日海まで3往復。駐車場の客引のバイトも、最後の方は旗を振ってくれなくなりました。

昼飯は特製チャーハンが好評でした。まあ、普通のチャーハンなのですが、具は葱とニンジンと焼豚を、7mm 程度の立方体に切り揃え、卵はバターで溶かし、味付けは塩コショウとゴマ油オイスターソースと醤油です。大きい中華なべで、お米の余計な水分が飛ぶまで、しゃもじでたくさん炒め、少し焦げかけで完成です。子供たちは熱々を冷たい麦茶を飲みながら、沢山食べていました。

週末は毎週友人家族が来て、我が家は海の家と化すので、いつもより増えた大勢の子供たちは、庭にターフとシートを張って、テーブルも持ち込み、そこで過ごさせます。昼御飯は庭に、鍋とお釜と冷たい麦茶入りのポットを運んで、セルフサービスのカレーライス、夜は大人も参加して庭に常設の煉瓦のバーベキューコンロで宴会です。

バーベキューの内容は、大アサリに焼きイカ、ゆでたトウモロコシに、豚バラ肉と長葱のネギ間、手羽先の醤油焼き、焼きおにぎりなど。味付けは、醤油をハケで塗るか、塩こしょうです。あと、豊浜産の新鮮なアジを塩でまぶしておいて、焼き上がりに醤油を垂らしたのが思いの外好評でした。これも炭火の魔力ですね。クーラーボックスに氷水で冷やしたビールがどんどん無くなっていく....。

最終日の19日、この夏最後の海は最高でした。台風はまだ遠かったのですが、波は1m以上あり、人数分の浮き輪をロープでゆわえて、端を持ってとにかくのんびりと波に揺られていました。波頭が砕ける前の波ならほとんど水をかぶらないので、心地よいアップダウンを楽しんでました。ふと子供たちを見ると、皆うまくジャンプして楽しそうにしています。が、小3の次女だけが波をかぶっています。良く見ていると、波が迫って来てもジャンプせずに、両手で波を押し戻そうと戦っていました。面白い娘です。でもしばらくするとさすがにジャンプのタイミングをつかみ、楽しそうに揺られてました。

この日は海の色も水の綺麗さも文句の付けようがありませんでした。潮が引き気味の時の方が、状態がいいようです。覚えておこう。去年は、この頃、みんなクラゲに酷く刺されたので心配していましたが、今年は本当に少しピリッとしただけ。よかった。庭のアロエを塗っておきました。

綺麗な海で波に揺られるというのは、私でさえ、自然や家族や将来に思いを馳せる大切な時間です。まして子供たちにとってみれば、自分の中の色々な事と対話する本当にかけがえのない体験だと思います。少しでも多く、子供たちに体験させておいてやりたいです。将来、大きくなってバラバラに巣立って行っても、その記憶があれば毎年夏に戻ってきてくれることでしょう。