末っ子の正座

この間 NHK 連続ドラマの「ちゅらさん」を何気なく見ていたのですが、いつのまにか五歳の末っ子が近くに来て見ていました。

主人公のヒロインの結婚が決まり、村田雄浩扮する営業マンが失恋するシーンで、なぜか、正座に座り直して見ていた末っ子が、両手をひざに当てたまま一言つぶやきました。

「最初っから無理だったんだよな...」

今日の帰り、前の車の上部でなにやら動く物がちらちら見えるので、車間距離を少しつめて良く見たら、なんとサンルーフからタバコの灰を棄てているようです。こちらの屋根は布製なので、十分に車間距離を取りなおしました。

窓からはたまに見かけますが、サンルーフからは初めてです。風などで、灰や火種が車の中に舞い戻ってハンドル操作を誤って欲しいものです。

自分の車以外は巨大な灰皿だと思っている人は多いですね。最後には吸い殻も外に投げていました。火がついたまま。

良く見かける光景ですが、日本人の精神の幼稚さの一部分をかいま見るようで、とてもやりきれない気持ちになります。「棄てた吸い殻はいつか自分のところに、形を変えて帰ってくることでしょう」