MGF Impression 1

愛車のMGですが、今1万2千キロぐらいまで走行距離が伸びてきました。そして、去年の秋ごろからじわじわとこの車のよさが分かってきました。いままで乗った車は、新車の時感動しても付き合いを重ねるごとに飽きてきたのに不思議な車です。最初乗ったとき「こんなに固くていいの?」と感じたハイドラガスのサスペンションですが、これも固めのシートを介して腰に振動やGを伝えるのですが、その振動が大変心地よいです。エアサスはレガシーの時も気に入ってましたが今度はさらにダイレクト感が強く、ダンピングの深さまで感じられるようでいい感じです。

ピッチングは多少ありますが、ロールはほとんどしません。でも過重を掛けると少しずつ傾きます。そしてコーナ途中でトラクションを掛けたとき、わずかなロールが減少し、車の姿勢が「グッ」と飛びかかる感じに代わり、きれいに立ち上がってくれます。

コーナリングはオーバースピードで飛び込めば別ですが、パワーオンだけではリアは出ません。オーバーステアでリアを出すと回ってしまいそうなので、もし滑らすのであれば、遠心力で横に滑らす方がこの車には向いているでしょう。でも、ローパワーなエンジンのせいもあり、振り回すよりスムースにラインをトレースさせた方が楽しいです。また、ペダルやシフトも充分扱いやすいです。でも、それほどブレーキングしなくても曲がれてしまうのでよほどタイトコーナでない限り「フォンフォンフォンフォン」とセカンドまで落とすことはありません。

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