FM2 不調



愛用の Nikon New FM-2 をレリーズしたとき、ファインダー上部がフラッシュする感覚があって、微妙に違和感がするので、行きつけの写真屋さんに持っていき、聞いてみた。いつもの店員では症状が解らず、奥から店長が出てきた。店長はシャッタースピードをいろいろ変えてシャッターを切りまくり、「あ、おかしいね」と異状に気づく。店長が言うには、高速シャッターの時、ミラーが上がりきってないか、戻りが悪いのでは?との事だった。当然ニコンでの修理をお願いするが、同時に現像に出したポジフィルムがちゃんと写っているか非常に心配になる。気合いを入れて撮った写真だったので、少しでも写っていることを願うばかりだ。 New FM-2 に対しては信頼性の点で安心しきっていたので、ちょっと悲しい。

修理に出す間は、サブ機の Contax 167MT を使おうと思っているのだが、一ヶ月ぐらいかかると思うので、ついでにデジタルも試してみたい。 PENTAX istDs を買って、SIGMA の 30mm F1.4 を付けたかったのだが、 30mm はまだ発売予定がはっきりしておらず、出たとしてもPENTAXマウントは無いようなことがアサヒカメラに書いてあるので、ちょっと不安になる。このレンズに替わるレンズはあるのだろうか。しばらくは PENTAX ME に付けている 50mm F1.4 でしのごうかな。

Nikon から D50 が6月に発売されることが決まったようだ。ボーナスで買う人は多いだろうなあ。ペンタミラーで、小さなファインダー、撮影モードダイアル。全く興味が出ない。CANON KISS DIGITAL N にしてもそうだが、こういうカメラはシンプルで基本性能の高いカメラを欲しがっているであろう我々ユーザーをバカにしていると思う。でもこれで istDs の値段が下がるのは嬉しいかも。

デジカメの値段は下がり続ける。一年で価値無しになってしまう。これだけ売れるとなおさら中古市場は冷え込むだろう。機械式のカメラは持っているだけで価値が感じられる。もう一台 FM-2 を買おうかな。今度はチタンがいいなあ。本当に欲しいのは Nikon F6 なのだが。残念ながら高すぎて私には手が出ない。