プロ野球



何か今のペナントレースそっちのけで合併問題や来シーズンのリーグ構想が語られている。せっかく中日の成績がいいのに全く目立たない。落合監督はよくやっていると思う。たぶん信子夫人と作り上げたであろう、落合監督演出方針十ヶ条(嘘)に沿いながらも人情味あふれる采配で選手の心を掴んでいると思う。

四月、五月と投手交代に若干失敗は有ったものの、ドミンゴと新人以外ほとんど既成の選手で、ここまでの見事な采配は、自らをコントロールし続け、現場を統括し鼓舞する監督を演じている落合監督の力量によるところが多いはずだ。

ここまで落合監督の動向をウオッチしていて印象的な事が二つ有った。一軍ピッチングコーチである鈴木孝政コーチの二軍落ち、それと、4-2での勝ち試合の後の、攻撃陣に対する苦言である。

前代未聞であるコーチの二軍落ちのあと、先発陣は立ち直り、今まで負け試合では苦言を我慢してきた監督の「こんな試合をやっていたらピッチャーが潰れちゃう」のコメントの後、攻撃陣が爆発して先月の7連勝に直結したことは記憶に新しい。

この監督はいろいろな事がよく分かっているようだ。そういう監督に率いられたチームは強い。是非優勝して欲しい。というかするだろう。内外野とも守備がいいからだ。福留や岩瀬がいないオリンピックの期間に戦力豊富なチームに追い抜かれても、最後まで粘り強く戦い通して欲しい。

そしてパシフィックリーグ。消滅の危機。太平洋を冠した名前が泣いているぞ。西武と日本ハムセリーグに追い払って、韓国、台湾、中国、北朝鮮(嘘)で、その名の通りのパシフィックリーグを構成して欲しい。面白いと思うけどな。観光の起爆剤にもなるはずだ。

最後に、ヤクルトと日本ハム、そのチーム名情けなさすぎるぞ。親会社は恥を知れ。というかこの二チームで合併してチーム名を変えて欲しい。