海水浴シーズン到来

台風七号が九州に上陸しそうだ。

なぜこの台風は進路予想が日本に沿って曲がっていくのであろう。沖縄から北上し、鹿児島で四国方面に向きを変え、伊豆で東北地方目がけて北向きに変わり、最後に北海道で北方四島方面に向きを変えて見事にオホーツク海に抜けていく。誰がこんなコースを考えたのだろう。

予想とはいえ、現実になりそうで怖い。

台風の進路は、まわりの気圧配置、偏西風、コリオリの力、地形、海流などによって影響を受ける。大きなコンピューターでシミュレーションした結果なのであろう。台風七号の進路予想図(www.nikkei.co.jp/ より) を「名前を付けて保存」しておこう。

それにしても見事なコース。日本全土をくまなくクリーンアップするつもりなのだろうか。人的被害は最小限にしてもらいたいものだが ......

昨日の日曜日、正午頃一時間、野間の灯台横で今年初の海水浴。子供たちに各自2Lのペットボトルに水を入れさせ、浮き輪を自転車の空気入れで膨らまさせて、水着に着がえてから出かけた。

昨日の海は、沖に向かってライトブルーにグラデーションしていく碧く綺麗な水だった。台風六号の跡か、海岸線にはたくさんの流木が流れ着いていた。中をくりぬいてプランターにしてみたい。磨いて玄関に置いてもよさそうだ。

そんなことを考えながら波に浮かび、蒼い空と白い雲を眺めていた。波も1mぐらいでちょうどいい。波が引いた跡は、海面がさらに明るく碧くなる。

子供たちは息継ぎの練習をしている。中一の長女が小一の末っ子にばた足を教えている。そして1時間があっと言う間に過ぎる。

上がってペットボトルで体を流させて、車のシートにレジャーシートをひき、座らせた。家に着いた後、子供たちは後片づけしながら順にシャワーをあびていた。

よく考えると、私は車を運転して、波に浮いていただけ。子供たちも大きくなってきたものだ。こんな瞬間に実感する。