末っ子の点滴

昨夜から調子の悪かった 5歳の末っ子を朝一で病院に連れていきました。9時に診察券を出して、一時間ほど待たされて、まず診察前に体重を測りました。この時普通は体重計の目盛りの方を向いて立ちますが、末っ子は看護婦さんの方を向いて立って、看護婦さんの笑いを取っていました。偉い。

そして、診察と検査の結果、昨夜からなにも食べてないこともあり、点滴を打つことになりました。

彼にとって点滴は初体験です。針を刺すときも、ひとごとのようにおとなしかったのですが、点滴の液体がとても気になるようで、ポタポタ落ちるところをじっと見ています。そして私にこう尋ねました。

「ねえ、お父さん、これって水?」

「いや、水の中に、色々な栄養が混ざっているんだよ。」

と答えると、彼はとんでもないことを言いました。

「ねえ、ちゃんとダシとってある?」

早く治るといいなあ。