我が町の選挙

私が住んでいる町でも町議会選挙が行われました。定数20名に対して22名立候補 500票で当選確実という、のどかな選挙でした。公示期間は軽トラック中心の応援合戦が華やかに行われていました。その色とりどりの応援合戦に見入られたのか、立候補者の一団が近くに演説に来たとき娘はじっと演説に聞き入るようになりました。

そして、ふとさりげなく居間にあった娘のノートを開いて驚きました。候補者から届いたはがきがページ毎に貼ってあり、その下にコメントが付け足してあります。コメントの内容は「中央公園の前に電話ボックスを立てた」とか、「歩行者道路を赤く塗った」とか実績まで記入してあるのです。「設置したのはNTTだろ!」とか「誰も使ってないぞ!」とか言うのは心の中だけにして見守ってました。

ある候補者が法螺貝を吹いて(何の候補だ!?) いるのを見て、「あの貝買って」と母親にねだってた時にはさすがに焦りました。

そして、投票後結果が発表され、お気に入りの近所の候補者が当選したようです。さっそく選挙事務所に握手をしにいったそうです。するとその夜、当選議員が我が家を訪ねてきて、サイン入りポスターと鉢巻きと手紙をおいていきました。ポスターは部屋に貼るそうです。夜は鉢巻きをして眠ってました。

どんな夢を見ているのでしょうか。うなされなければいいのですが。