セイコーファイブ

十代の頃憧れていた SEIKO 5 がまだまだ生産を続けていて、海外で大人気というのを恥ずかしながら最近知りました。ブランクが長い分欲しいリバウンドも振れ幅が大きいです。

セイコー5というのは、自動巻、日表示、曜日表示、防水性、耐ショック性、の5つの特徴を持つ完全機械式の時計として、当時では高価な腕時計でした。

しかし、セイコーは世界で初めてクオーツ腕時計を開発し、ソーラー、電波と電子化が進んで自動巻のセイコー5は国内では売れなくなってしまいました。

ところがアジアや中東では大人気、現在輸入品、あるいは逆輸入品として当時の値段から考えれば破格の値段で手に入ります。選ばなければ5千円切る商品も。

Made in Japan の逆輸入品を何となく選んでしまいます。型番の最後が J1,J2になっていれば逆輸入品です。

ムーブメントは高信頼性を売りにしています。機械式なのでたまに手動でアジャストが必要ですが、それも楽しいですね。腕時計ボディの裏(ケース)がスケルトンでムーブメントが動くのが見えるのもマニア心をくすぐります。

プレゼントした時計などが電池切れで放置されているのを見ると悲しい気分になりますが機械式なら大丈夫。たとえソーラーでも充電池の寿命はありますからね。

セイコー5、販売地域が多彩な上、販売期間も長いので、地味なものから金ピカのものまでもの凄い種類。自分好みの一本(数本?)を選ぶ楽しみもあります。

今回選んだのは20分の固定ベゼルっぽいデザインを文字盤に配置した

持っているのは

レディースで気に入ったのは

全部J1ですね。

メンテナンスは基本フリーですが、金属バンドは板バネ式なので、千枚通しがあれば簡単に長さ調整できます。革バンドにしたいときは、バネ棒外しが必要ですが、安価であるようです。自分で調整、交換したいですね。

似合う革バンドを選ぶのも楽しそうです。