自分でできる壁の穴ふさぎ

私はイライラするとそこいらにある物を無意識のうちに蹴ったり殴ったりする癖があるのですが、その結果として、壁に穴が開くことがあります。丈夫な木やコンクリなら大丈夫なのですが、我が家の内壁に使われている石膏ボードですと、かなりの確率で穴が開きます。廊下の壁の下の方に蹴った穴が開いていて、居間の壁にもパンチ穴が開いてます。廊下の方はパテで生めて、居間の方は絵を掛けてあるのです。

先日しゃれた木製のコンセントパネルを見付け、コンセントパネルを外して、取りつけ満足して悦に入ってたとき、外した方のコンセントパネルを小2の長男が黙って持っていき、廊下で「お父さん、お父さん」と楽しそうに呼ぶので出て行くと、キックで開けた穴にそのコンセントパネルを当てて、笑っていました。

ショックを受けた私は、カーマで、「自分でできる壁の穴ふさぎ」というそのままな商品を買ってきて、週末になったら穴をふさごうとその商品を部屋の隅に置いておいたところ、小4の長女が目ざとくそれを見つけ、止めるまもなく手にして皆の所に持って行き、「じぶんでできるかべのあなぶさぎだって。おとうさんが買ったんだよ。」と爆笑しています。

ひとしきり盛り上がってみんな静かになったころ、長男がぼそっと一言、「それなら最初から穴開けなきゃいいのにねえ」。このままみんな大きくなっていって欲しいものです。